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09.07.2015鈴木於菟平教授に引率された東京外国語学校の学生たちの観光団一行の足跡を訪ねて


1910年(丁度105年前)/明治43年7月、 鈴木於菟平教授に引率された東京外国語学校のロシア語科の学生14人の一行が函館を出港し、極東ロシアへの旅をしました。7月11日の夕べ、 函館を出帆した小さな汽船「栄久丸」はロシア領ニコラエフスク(日本名「尼港」、現ニコラエフスクアムーレ)へ向かい、黒竜江の河口に入り、16日の午後、ニコラエフスクに停泊しました。学生たちの観光団一行は、ここで数百人の官民並びに日本領事や在留日本人の領袖・長崎出身の島田元太郎氏に盛大に迎えられ、市内の諸学校や各工場の殆んど総て案内され、滞在5昼夜楽しめました。ついで21日に郵便船バロン・コルフ号に乗り、ニコラエフスクの上流約700哩(939露里)のハバロフスクまで遡りました。25日午後ハバロフスクに停泊しました。3昼夜の滞在で実業学校の寄宿舎に泊まり、市内では目抜き通り、ムラビヨフ・アムールスキー伯の銅像が立つ中央公園、バグダノフ氏のウオツカ酒醸造工場などを廻り、ロシア名物の蒸し風呂にも入り、また同地日本居留民長竹内一次氏自宅の晩餐会にも臨みました。ハバロフスク滞在を終えた後、28日午後10時過ぎ、シベリア鉄道の区間とされるウスリー鉄道の夜行列車に乗車し、イマン駅(現ダリネレチェンスク駅)、ムラビヨフアムールスキー駅(現ラゾ駅)、シマコフカ駅、エフゲ二エフカ駅(スパスク・ダリニー駅)などを通過し、30日早朝にウラジオストクに辿り着き、数日間ここに滞在しました。その時の見聞は、坪谷善四郎(水哉)著の海外行脚』(博文館、1911年/明治44年)という本に収められました。

 

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