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極東美術館見学
極東美術館(ДАЛЬНЕВОСТОЧНЫЙ ХУДОЖЕСТВЕННЫЙ МУЗЕЙ)
インツーリスト・ホテルの近く、シェフチェンコ通りにある黄色い3階建ての建物です。19世紀の終わり頃には帝政ロシアの駐屯軍の将校会館が有りました。その特別客室に1893年にシベリアを旅していたロシアの文豪チェーホフが泊まりました。1951年に創立された極東美術館の展示品の大部分は、サンクトペテルブルグにあるロシアで最も有名な美術館のエルミタージュやロシア美術館、及びモスクワのトレチャコフ美術館やプーシキン美術館から送られてきたものです。2階には極東ロシアに住むナナイ族やウリチ族やエベン族などの北方少数民族のコーナーがあり、魚の皮で作った衣服を含む様々な民族衣装や骨彫りの細工や刺繍入りの壁掛けなども展示されています。3階にはロシア宗教画であるイコンをはじめ、レーピンやレヴィタンやシュシキンの作品、彫刻の他、西ヨーロッパの古典絵画やルーベンスの作品もあります。西洋美術の作品のうち最も有名なものの一つは、ルネサンス初期を代表するイタリアの画家、フェラーラ生まれのベンヴェヌート・ティシ・ダ・ガロファロの描いた「5つのパンで食べさせるキリスト」という作品です。この作品は2007年にイタリアの町フェラーラ、その次にロシアのサンクトペテルブルグで開かれたベンヴェヌート・ティシ作品個人記念展覧会に出品されました。美術館の1階には「ダリアート」という土産物屋もあります。
最低挙行人員:2名様より
所要時間/約2時間(日本語ガイド付き。)、休日:月曜日
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